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岐阜県の交通

岐阜県内を通っている主な路線は、JR線と名古屋鉄道(名鉄)です。岐阜市から名古屋市へは、JR東海道本線新快速なら約20分。名鉄名古屋本線特急なら約30分で到着します。 飛騨・高山方面へは、新幹線を使い名古屋で乗り換え、JR特急ワイドビューひだ(約2時間20分)に乗り約4時間で到着。空路を利用する場合、岐阜県内には空港がないため、羽田から富山空港を経由して、JR特急ワイドビューひだ(約1時間40分)に乗り換えると、約2時間50分で到着します。東京からは、飛行機利用の方が便利です。

岐阜県の主要なエリア

岐阜地域(岐阜市
県庁所在地の岐阜市・羽島市・各務原市・山県市・瑞穂市・本巣市・羽島郡・本巣郡を含むエリアです。岐阜市は、岐阜県の経済の中心地でありながら、名古屋の衛星都市としての役割も担っています。人口約6万人の羽島市には、県内唯一の新幹線停車駅「岐阜羽島駅」があります。
西濃地域
大垣市・海津市・養老郡・不破郡・八郡郡・揖斐郡を含むエリアです。大垣市は、岐阜市に次いで県内で2番目に人口が多く、約15万人が暮らしています。平成の大合併で旧上石津町と旧墨俣町が加わりましたが、元の大垣市との間に他の自治区を挟み、規模の大きい市としては国内でも稀な飛地を含む地域です。地下水が豊富で自噴している場所が多くあり、「水の都」とも呼ばれています。
中濃地域
関市・美濃市・美濃加茂市・可児市・郡上市・加茂郡・可児郡を含むエリアです。人口約8万5千人が居住する関市は、古くから「刃物の街」として栄えてきました。国内屈指の刃物メーカー「貝印グループ」をはじめ、多くの刃物企業があります。名古屋市へは約40キロと近く、通勤・通学で名古屋方面へ通う人も多いです。人口約10万人の可児市は、名古屋市へも約30キロと近く、1970年代以降における住宅開発により、名古屋市のベッドタウンとして人口が急激に増加した市です。現在も、市内の南部や西部でニュータウンの開発が進んでおり、さらに人口増加傾向がみられます。
東濃地域
多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市を含むエリアです。美濃焼で有名な多治見市には、由緒ある窯元の他にも美術館や資料館が市内各所にあります。名古屋市へは電車で約30分とアクセスしやすいため、名古屋のベッドタウンとしても機能している街です。山に囲まれた盆地のため、夏と冬との温度差が激しく、2007年8月16日には、1933年に山形県で観測された国内最高気温をしのぐ、最高気温40.9℃を観測。その後も40℃を超す気温は何度が何度も観測されており、暑い市としても度々メディアでも紹介されています。
飛騨・高山地域
高山市・飛騨市・下呂市・大野郡を含むエリアです。 約8万5千人が居住する高山市は、全国の市町村の中でも最大の面積を有しており、その広さは東京都と同じくらいありますが、そのうちの92%は山林です。旅行誌などでは「飛騨高山」と表現され、高山市の中心部は江戸時代から残る城下町が保全されていることから「飛騨の小京都」と呼ばれています。国際会議観光都市に指定され、スキー場や温泉も多くある地域です。

岐阜県の暮らし

県庁所在地の岐阜市・大垣市など人口が多い市でも、一人暮らし用のワンルームや1Kタイプなら、3万円台後半~探すことができます。名古屋市のベッドタウンとなっている多治見市ではこの価格帯での物件探しは難しく、4万円台前半~が相場です。ファミリータイプの2LDK・3K・3DKなると、岐阜市や大垣市では、5万円台後半~6万円以上が中心です。なるべく家賃を抑えた4万円台で探すなら、関市などがおすすめです。

岐阜県の観光スポット

郡上八幡
アニメ映画「君の名は。」をはじめ、様々な映画やドラマの舞台となった郡上八幡は、清冽な水と郡上おどりが有名な場所です。情緒溢れる城下町の至る場所に水路があり、侍町にタイムスリップした雰囲気を体験することができます。
飛騨高山
古い街並みが魅力的な城下町は、飛騨高山の定番スポットです。日本の風情が楽しめると海外からも多くの観光客が訪れます。このエリアには観光地が多く存在し、スキー場やオートキャンプ場、田植え・野菜の収穫などの農業体験もできるスポットなどが人気です。また、温泉宿もあることから湯治に訪れる方もいます。
新穂高ロープウェイ
第1・第2ロープウェイを合わせるとなんと全長3,200mの長さを誇る新穂高ロープウェイ。日本初の2階建てゴンドラに乗ると、標高2,156mの高さまで上がり、北アルプスを一望することができます。10月上旬には壮大な紅葉が広がり、下旬になると新雪が降りはじめ、短い期間で季節の移り変わりを観られるところが魅力です。また、真冬には真っ白な雪の回廊を臨むことができます。