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三重県の交通

三重県内の主な路線は、JR関西線と近鉄線です。新幹線は通っていませんが、四日市市から近鉄特急を利用すれば、名古屋へ約30分、大阪難波まで約1時間40分でアクセスすることができます。県外から伊勢市へ行く場合は、名古屋か大阪まで新幹線を利用して近鉄特急に乗り換えるのが便利です。また、高速道路は、東名阪自動車道・伊勢自動車道・伊勢湾岸自動車道・紀勢自動車道・新名神高速道路が通っています。県内には空港がないため、飛行機を利用する場合はセントレア空港、関西空港、伊丹空港のいずれかを利用することになります。

三重県の主要なエリア

北勢地域(四日市市
四日市市・桑名市・鈴鹿市・亀山市・員弁郡・桑名郡・三重郡を含むエリアです。桑名市は名古屋へ電車で約1時間でアクセスできることから、ベッドタウンとしても人気があります。県内最大の都市は、人口約31万人を擁する四日市市です。桑名市(元・長島町)には長島スパーランド、鈴鹿市には鈴鹿サーキットと、2つの大きなレジャー施設があります。
中勢地域
県庁所在地の津市・松阪市・多気郡を含むエリアです。人口約15万人が居住する松阪市は、津市の次に広い面積を持つ市で、国内ブランド牛の「松阪牛」発祥の地となっています。市内にある近鉄中川駅は、大阪方面、伊勢方面、名古屋方面への分岐駅となっています。
伊賀地域
伊賀市・名張市を含み、山に囲まれたエリアです。この地域は上野盆地のため、夏は蒸し暑く冬は寒い典型的な内陸性気候となっています。伊賀市の人口は約86,000人。世界的にも有名な伊賀流の伊賀忍者が有名で、外国人観光客も多く訪れる人気の市です。大阪へ約1時間でアクセスできるため、大阪のベッドタウンとしても機能しています。
南勢地域
伊勢市・鳥羽市・志摩市・度会郡などを含む海に面した南勢地域は、県外の人にもわかりやすいように、旅行ガイドブックなどでは「伊勢志摩」と表記されています。伊勢市には伊勢神宮が、鳥羽市には夫婦岩や鳥羽水族館が、志摩市には志摩スペイン村などがあり、観光業が盛んな地域です。
東紀州地域
尾鷲市・熊野市・北牟婁郡・南牟婁郡を含む地域です。熊野市は三重県内最南部に位置する人口約15,000人の市で、吉野熊野国立公園に含まれています。尾鷲市は、国内でも特に雨が多い多雨地帯で年間約4,000ミリも降りますが、その反面晴天の日も多く、年平均気温は16.1℃と暖かです。

三重県の暮らし

一人暮らし向けのワンルームや1Kの物件は、北勢・中勢・伊賀地域であれば4万円代から探すことができますが、名古屋のベッドタウンである桑名市、大阪通勤圏である名張市では4万円台後半~5万円台が相場です。ファミリータイプの2LDK・3K・3DK・3LDK以上になると四日市の相場が高くなり、物件によっては7万円台~程度となります。近鉄特急・急行の停車駅は人気が高いので、家賃を抑えたい場合は普通電車の停車駅で探すのがおすすめです。

三重県の観光スポット

伊勢神宮
日本書記に記された日本三大神宮の一社である伊勢神宮は、古くから「お伊勢さん」と親しまれています。敷地は広大で東側と西側に内宮と外宮が建ち、20年に一度式年遷宮が執り行われ、社殿が建て替えられます。国内外から多くの観光客が訪れる有名な神社です。
長島スパーランド
約60種類のアトラクションが楽しめる、国内屈指のレジャー施設です。中でも絶叫系のジェットコースターは国内最多の12種類もあります。隣には大自然露天風呂もあり、老若男女が楽しめるのはもちろんのこと、デートスポットとしても人気です。夏には、ウォータースライダーが楽しめるジャンボ海水プールも営業しています。
鈴鹿サーキット
バイクやゴーカートなどのモーター系が主流のテーマパークです。F1日本グランプリや鈴鹿8耐など、国際的な大会が開催されるサーキットコースがあり、開催時には海外からも多くの方々が訪れます。大会が開催されていないときには、ゴーカートでサーキット場を走ることができ、レーサー気分を楽しむことができます。
なばなの里
なばなの里は、桑名市にある花と緑のテーマパークです。一年通して花と緑を楽しむことができます。冬にはイルミネーションで園内がライトアップされ、幻想的な空間が広がります。長島スパーランドが近いため、セットで訪れる方も多いようです。
志摩スペイン村 パルケエスパーニャ
本場スペインに訪れたような感覚で過ごせるのが、志摩市にあるスペイン村です。アトラクションやパレードもあり、一日中陽気で情熱的なスペインを楽しめます。園内には単純温泉の「ひまわりの湯」もあり、疲れた体をゆっくりと癒やすのもおすすめです。リゾートホテルも併設されています。