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埼玉県の交通

埼玉県は東京へのアクセスが優れており、JRの在来線が複数通っています。また、西武池袋線、東武東上線は東京メトロとも直結しており、始発駅から東京都心部までダイレクトにアクセスが可能です。東京へのアクセスのため縦断する南北の移動は利便性が高い一方で、埼玉県内を横断する東西の鉄道の動きは乏しいため少々不便さを感じるかもしれません。そのため県内の東西を移動する際は、鉄道よりもバスやマイカーを利用すると良いでしょう。

埼玉県の主要なエリア・駅

さいたま市
さいたま市は、関東平野の中心に位置する政令指定都市です。近隣地域との合併を重ね、現在では全国有数の100万都市となりました。都心へのアクセスに優れ、大宮区や浦和区を中心に住宅地として高い人気があります。買い物や生活に困らないだけでなく、地面の高度に起伏がなく市全体が台地か低地となっているため、一年を通して穏やかで住みやすい気候となっています。
大宮駅
大宮は埼玉県内でも有数の歓楽街で、大型の商業施設や百貨店が多数存在します。大宮駅の東口を降りると「一番街」というグルメ街があり、多数の飲食店が軒を連ね、老若男女問わず多くの人の賑わいが確認出来るでしょう。東口を降りて北側に行くと、「大宮ラクーン」というエンターテイメント施設があります。施設内にはドン・キホーテやファミレス、よしもとの劇場などがあります。
浦和駅
JR湘南新宿ライン・京浜東北線が乗り入れている浦和駅は、アクセス面で利便性が高い場所です。大宮よりは東京都心部との距離は離れていますが、池袋まで20分程度と、埼玉県内でも有数なベッドタウンでしょう。駅の周辺には伊勢丹・パルコなどの商業施設もあるので、買い物には困りません。埼玉県警が公表している犯罪率によると、同じさいたま市内の大宮区が16.6%なのに対し、浦和区は6.4%と6割以上も少ない数字です。都心部からは少し離れた距離ですが、安心してゆったり暮らせる場所だと思います。
川口駅
1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)を対象にした、「本当に住みやすい街大賞2020」で、見事1位に輝いたのが川口です。東京と埼玉の境目に位置し、池袋・新宿までも25分圏内で、東京・品川・上野・横浜駅にも乗り換えなしでアクセス出来ます。川口駅周辺は、そごうをはじめとした大型商業施設が沢山あるので、買い物には困らないでしょう。また、川口市の公表によると、平成21年には1万455件だった犯罪件数は、令和元年には4,997件と10年で半分以上減少しています。都内へのアクセス・駅周辺の利便性・治安の安定化が「本当に住みやすい街大賞2020」で1位になった要因ではないでしょうか。

埼玉県の暮らし

東京都と比べると家賃相場はリーズナブルな傾向にあるので、家賃を抑えたい方には最適なエリアかもしれません。埼玉県内でも栄えている大宮や浦和は、家賃相場が多少高くなるでしょう。しかし、各駅しか停まらない駅などは、家賃もリーズナブルになる傾向にあります。しかも、東京へのアクセスには優れていて、都内の所要駅にはほぼ一本で行けるので、安いエリアでも通勤・通学の不便さを感じることは少ないでしょう。お部屋を探す際は、ご自身の通勤・通学先と照らし合わせ、ある程度エリアを絞りながら不動産屋さんに相談してみてください。

埼玉県の観光スポット

川越
川越は歴史ある建造物が立ち並び、蔵造りの街並みが今でも残っています。個性豊かな蔵造りが建ち並ぶ『一番街』は、威厳さと伝統がある雰囲気を感じ取れる場所です。川越のシンボルである「時の鐘」と街並みで小江戸にタイムスリップした気分に。明治時代から続く『お菓子横丁』は、昔ながらの飴・せんべいなどが楽しめます。どこか懐かしく、歴史を感じれるスポットが川越です。
武蔵一宮・氷川神社
大宮駅から北東に進むと、緑に囲まれた大宮公園があります。公園内にある氷川神社は「大いなる宮居」と称えられ、大宮という地名の由来になっている、という説があります。恋愛運・仕事運・家庭運など、人との縁にご利益のある神社と言われており、出会い・働き盛り・新婚の方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。氷川神社への参道は美しいケヤキ並木が並び、緑のトンネルのようになっています。大宮のシンボルともなっている場所ですので、お参りの後はゆったり散策してみるのも良いでしょう。
古代蓮の里
行田市にある「古代蓮の里」には、6月中頃~8月初めにかけ42種類ある花蓮が12万株、蓮池一面に咲き誇ります。園内には他にも、梅林や牡丹園、水生植物園水鳥の池、桜の木のあるお花見広場など見どころが沢山あり、一年を通じて美しい自然に触れることができます。「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定された、田んぼアートも壮観です。オリジナル作品だけでなく、映画やドラマ、ゲームなどとコラボレーションした作品が描かれることもあり、幅広い年代の人に楽しまれています。2019年には「ラグビー日本代表」の田んぼアートが描かれました。
さいたま市