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島根県の主要なエリア

出雲エリア

出雲エリアは、松江市・安来市・出雲市・雲南市・仁多郡・飯石郡を含む地域で、県民の多くが居住している地域です。出雲大社、松江城、宍道湖があり、県内の観光地が集まっています。また、鳥取県の米子市・境港市と隣接していることから、まとめて宍道湖・中海地域と呼ばれることもあります。

石見エリア

大田市・江津市・益田市・浜田市・邑智郡を含む石見エリアは、ほとんどが日本海に面しており漁業が盛んです。江津市は、国内で最も東京からの移動時間が長く、距離が遠いと言われ、教科書にも掲載されたこともあります。市も自ら「東京から一番遠いまち」宣伝し知名度アップを図っています。

隠岐エリア

隠岐の島・竹島などの離島を含む讃岐エリアには、大小180もの島が集まります。日本神話では、3つめに誕生した島として知られ、スピリチュアルスポットとして近年注目されており、多くの観光客が訪れています。伊丹空港から隠岐世界ジオパーク空港へは約1時間、出雲縁結び空港からは約30分でアクセスすることが可能です。境港・七類港からは高速船で約1時間、フェリーなら約2時間～2時間30分で隠岐の島に行くことができます。また、最近は田舎暮らしに憧れて移住する人も多く、「隠岐の島町島留学」という制度も用意されています。

島根県の観光スポット

出雲大社

大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）が御祭神の出雲大社は、「縁結びの神様」として有名です。本殿は、延亨元（1744）年に建立されました。日本一大きいしめ縄は、長さ13メートル、周囲9メートル、重さ5トンもありとてもダイナミックです。しめ縄の下に立ち、小銭を投げてささると「恋が叶う」という言い伝えもあります。また、旧暦10月の神在月には、八百万の神様が全国から集まって会議をすると言われていることで、神様に会うために観光客が多く訪れます。ちなみに、出雲大社では「二礼四拍手一礼」で参拝を行うのが正式です。

宍道湖

宍道湖は、外周が約45キロもあり、国内7番目の大きさを誇ります。水質は少し塩分を含む汽水湖です。近くにはしんじ湖温泉やしじみ記念館などがあり、カヌーやヨットなどを楽しめるレジャー施設も充実しているため、観光スポットとして人気があります。日没30分前が見頃の「夕日ショー」は日本の夕日百選にも登録されており、とても幻想的な雰囲気です。間近で観るなら、約1時間の遊覧船クルージングがおすすめです。

松江城

別名「千鳥城」と呼ばれている、慶長16年（1611年）に完成した松江城。現存天守は山陰地方で唯一の国宝に指定されており、城跡も国の史跡として指定されています。松江駅からのアクセスは、レイクラインバスに乗って約10分。年間を通して、さまざまなイベントが催されている人気の観光スポットです。また、松江城山公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所で、ソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラなど、約200本が咲き誇ります。他にも、「都市景観100選」に選ばれるなど景観が美しい場所です。